短歌(三題話作品:リゾート こい ホルモン)

 短歌3首 by Miruba

 
*リゾート地に別荘を持っている友人に誘われてホイホイついていったら、めったに利用しないので部屋も布団もカビ臭い。あちらこちらと掃除をさせられ、いくらタダで泊めてもらえるとはいえリゾート気分は吹っ飛んでしまう。それでも庭でのホルモン焼きパーティーで気分は、ま、チャラになる。(ただより高いものはない最初からうまい話はない、と思わないとね〜)


*髪が薄くなってきた。やばい。本当にやばい。男性ホルモンが多いと薄くなると聞いて、リゾート地でせっかく可愛い女の子が逆軟派してくれたのに、涙を呑んで我慢した。(本当に逆軟?女の子のカモになりかけたんじゃ〜)


*寝苦しく眠れぬ夜中にコンビニまで買い物、裏通りの近道を行くと、めったに人の来ない場所で何やら穴を掘っている様子が月夜にくっきりの濃い影を見せる。なんとあやしい奴らそっと覗いたとたんに、転がっていた缶を蹴飛ばしてしまう。まずい、みつかる!背筋をゾーット冷たいものが走る。慌てて隠れたが・・・(おもいきりあやしい きゃ〜〜)