本当の究極の卵かけご飯はどれか? by 編集部

手軽で美味しい卵かけご飯「TKG」ですが、これが究極だ!という方法があれこれテレビなどのメディアで登場しています。
たくさんある"究極"の中で、いったいどれがいちばん美味しい本当の"究極"なのでしょう?
そんな謎を解くべく実際に試した4種類の「究極のTKG」をご紹介します。

1 エアリーTKG
インパクトのあるTKG。和食の店でもこのやり方で出すところが出てきています。
<作り方>
 黄身と白身を分ける。
 白身をよーく泡立てる。これをご飯にかけて、さらに空気を入れるようにふわっと泡立てる。
 黄身を丸まま乗せる
 醤油を黄身にかける
 黄身をくずしながら食べる。

白身のどろりとした食感を無くして、エアリーな白身ご飯と濃厚な黄身が、新食感です。
ちょっと手間がかかるように思えますが、新しさが楽しい。ご飯の固さはなくなるのでそれが好きな人にはちょっと物足りないかも。

2 醤油ご飯TKG
とっても簡単。「味の輪郭がはっきりする」などと評判です。
<作り方>
 醤油を茶碗の中のご飯にかけて、混ぜ合わせて醤油ご飯を作る。
 卵をしっかり混ぜてから、ご飯にかけて、混ぜる。
 
外観は普通のTKGと変わりませんが……味もあまり普通と変わらない><。
卵をご飯にかけたあと、あまり混ぜないと、少しは変わるかもしれません。

3 オイスターソースTKG
レシピサイト『クックパッド』にはたくさんの「究極の卵かけご飯」がでています。まさにどれが究極だ!と突っ込みたくなりますが、天かすを入れたり、ツナを入れたりどれも美味しそう。しかし、いろいろ入れたらそりゃ美味しいだろうということで、今回は、シンプルなものからひとつエントリー。
<作り方>
 黄身と白身を分ける。
 茶碗の中に白身とオイスターソースを入れて、そこへご飯を入れてよく混ぜる。電子レンジでちょっと熱を入れる。
 黄身を乗せてできあがり

これはなかなか美味しい。オイスターソースのこくがいい感じ。しかし家にオイスターソースがない人には、ちょっと手間ですね。
 

4 まろやか二杯酢TKG
NHK「あさイチ」の酢特集で紹介された人気和食店「分とく山」の野﨑洋光さんのレシピ。
<作り方>
 酢大さじ1、醤油を大さじ1をまぜ、ラップをせずに電子レンジ20秒。酸味が飛んで旨味が残る。<まろやか二杯酢>
 これを半分ぐらいご飯にかける。
 生卵を乗せ、海苔とネギをたっぷり添える。
 残りの<まろやか二杯酢>をかける

酢ならどこのご家庭にもあるでしょうからお手軽です。独特の美味しさで、新鮮な味です。おすすめです。お酢って旨味がすごい!ってことを実感できます。



さて、いったいどれが究極なんでしょう? 結局味覚は人それぞれ、上記4種類のレシピから、あなた自身の究極を決めて、極上のTKGを楽しんでください。


*注:日本の卵は、生でも食べれられるように特別に管理されています。とくに生で卵を食べる習慣のないアメリカなど海外の卵は、生食に向かない場合があるようですから、TKGもご注意ください。