最強! ゆで卵の作り方と食べ方 by 編集部
ゆで卵なんて、熱湯で何分間か茹でればいいんじゃないの?! といってるソコのあなた。意外と、殻が上手に剥けなかったり、半熟か固ゆでかを狙った通りに作れなかったりしていませんか。
ゆで卵の作り方はこれまでもあれこれ語られてきました。しかし、中でも、これが最終版と思われる方法をご紹介しましょう。
そしてフランスで食べられている簡単で美味しいゆで卵料理も覚えましょう。
鶏卵卸業社長でたまごソムリエの小林真作さんが紹介した方法です。
確実に美味しく、しっとりした黄身のゆで卵ができます。
卵選びのポイントは3つ
1、あまりとれたてのものを使わない。新しいものは中に炭酸ガスが多く殻がむきづらくなる。買って3日以上経てばよい。
2、常温に戻す。冷蔵庫から出したての冷えたものは、お湯との温度差で割れやすい。
3、サイズはM。卵のLとMでは黄身の大きさはほぼ一緒で白身の量が違う。ゆで卵として美味しいバランスはMサイズ。
これが最新最強!ゆで方
1、卵のお尻(尖っていない方)に、画鋲(押しピン)で小さな穴を開ける。殻がむきやすくなり、白身の口当たりもよくなるとか。なれないとなかなか大変、けがしたり、卵を落としたりしないように注意。
2、鍋に水をほんの18mmほど入れ、沸騰させる。卵が全部浸かる必要はない。いままで、たっぷりのお湯を使っていたのはなんだったの? と思うはず。時間もガス代も節約できます。
3、沸騰したら、卵をいれて、90秒ほど卵をゆっくりと転がす。黄身がセンターに入ったきれいな出来栄えになる。
4、そうしたら、フタをして、半熟の場合、6分30秒そのまま放置。黄身しっとりは8分30秒、固ゆでは10分。
5、時間になったら、氷水ですぐに冷やして完成。
適当にゆでるのとは味も違いますよ。
フランスでは、毎年コンテストが行われるほど、いろいろなレシピが開発されているゆで卵料理です。
ウフは卵、マヨはマヨネーズのことで、ゆで卵にマヨネーズのソースをかけただけのシンプルな料理でフランスのソウルフードだとか。
ゆで卵がおしゃれな前菜になります。まずは映えるその姿をインスタグラムから見てみましょう。
1、基本の簡単レシピ
本来ならばマヨネーズも手作り、といきたいところですが、ここでは簡単に市販のマヨネーズを使って作ります。
マヨネーズ大さじ3に、牛乳小さじ2〜3を加えて混ぜるとゆるいマヨネーズソースができます。ここに、粒なしの辛味の強いマスタードを適量入れます。
このソースを殻をむいた半熟のゆで卵にとろりとかけて出来上がり。
簡単でしょ。アンチョビを混ぜ込んでもおいしいソースができあがります。
2、グリーンマヨネーズ
緑が鮮やかなソースの作り方です。ほうれん草か小松菜をちょっと塩をいれた湯で茹で、水にとったら、絞って水を切る。そして、すり鉢とかフードプレセッサでピューレ状に。
ここにマヨネーズを入れてゆるいソースにできたら、ゆで卵にトローリとかけて完成。
目にも鮮やかなソースです。
バリエーションのヒント
マヨネーズにアボカドをいれたり、レモン汁を入れたり、明太子をいれたり、いろいろなバリーションが、考えられそう。野菜を添えたり、パプリカやフライドオニオンをふりかけたり。いろいろ楽しめそうですね。
フォークとナイフで卵を切って、おしゃれに。そしてソースに、パンをつけて食べても美味しいのです。ぜひお試しを。