しりとりで負けない方法 by 編集部




しりとりで負けなくなる方法をお教えします。この方法は簡単で強力な方法ですので、やりすぎると相手には嫌われてしまうかもしれません。
遊びをしながら、嫌われる(!)それほどパワフルな方法ですので、使用には注意が必要です。大人が子どもにやるなど言語道断。^^;
どうしても勝たないとならないしりとり勝負(?)を控えた方、または強い大人に勝ちたい子どもたちの諸君にこっそりとお教えします。
 
まず、基本の作戦は、いきあたりばったりに単語を考えず、最後につく文字を決めて、つねにその文字が最後になる単語を考えることです。つまりいつも同じ音で終わるように単語を考えるというわけです。
さらに、その文字の選択は相手が答えづらい文字に決めることにします。相手が答えづらい文字はいくつかありますが、まずは「り」にすることを覚えましょう。
名付けて「リ攻め」作戦です。
 
【リ攻め】
答える単語の最後を「リ」になるようにします。
そんなことができるのでしょうか?これが意外と簡単です。
では練習として、あいうえお順に考えてみましょう。どんな音で始めても「り」で終わらすことができるのを確認してください。
 
あ-り  蟻 (アサリ)
い-ろり 囲炉裏 
う-り  瓜
え-り  襟
お-り  檻 (おにぎり)
か-り  狩 (カマキリ)
き-り  霧 (きゅうり)
く-り  栗 (薬)
け-り  蹴り (経理)
こ-おり 氷 (コウノトリ)
さ-かあがり  逆上がり (魚釣り)
し-り  尻 (しおり)
す-いり 推理
せ-いり 整理
そ-り  ソリ



上記はあくまでも例です。覚えずともいろいろありますので、最後が「り」になる単語を考えるようにします。
なお、り攻めをされた相手も、そうは簡単には参りません。
りんご、りく、リモートコントロール、リップクリームなどと、答えてくるでしょう。
しかし、これが何度も「り攻め」が繰り返されると、だんだん苦しくなってきて、ギブアップとなります。
 
【補習1】
リ攻めにあった相手ができる最高の防御は、「り」を「り」で返す方法です。つまり、以下のような単語です。
料理、倫理、両隣、琉球絣、リカバリ、臨床心理、硫酸カリ、利回り、利尻、両取り、両刃のこぎり……などです。
これらの単語をあなた覚えておくことにより、相手からの「り返し」をさら「り」で返すという高等技をくりだすことができます。
 
【補習2】
完璧なリ攻めにあうと、いよいよ苦しくなってきた相手が「ずるいよー。『り』ばっかりー。いじわるー」などと言ってくるかもしれません。
しかし、落ち着いて考えれば、「り」から始まる言葉はたくさんあります。自分も覚えておいて「こんなにあるよー」と教えてあげれば、ぐうの音もでません。今のうちに考えてみましょう。
りんご、りんどう、陸地、流行、理解、利益、理学部、旅行、リーダー……
 
【補修3】なお、「リ攻め」以外にも、「ぬ攻め」も効果的です。ぬで終わる言葉は以下のようなものがあります。
アイヌ、犬、カンヌ、絹、こまいぬ、しばいぬ、テリーヌ、負け犬、マドレーヌ、ベルヌ……
ちなみに、「ぬ」で始まる言葉には、以下のようなものがあります。
ぬいぐるみ、ぬかづけ、ぬかどこ、布、抜け穴、沼、ぬりかべ……
 「り攻め」と併用することも可能です。

これで、今日からあなたはしりとりで負けることはないでしょう^^v