前屈、得意ですか?
そう体力測定などでやりますね。足を閉じてまっすぐ立って、前へ体をまげるやつです。
手の平がべったり床につく人もいれば、指先も床につかない!なんて身体が硬い人もいるかもしれません。
ここでは、一瞬から数十秒で、体が柔らかくなり、前屈の記録が驚くほど伸びるウラワザをいくつかお教えます。
まず最初に、どれぐらい自分が前屈できるか試しておいてください。
両足をとじ、静かに体を前に倒し、両手を床につけるように伸ばしてください。どのくらい曲がったか覚えておいてくださいね。
そうしたら、さっそく実験開始です。
A ヘニャヘニャ法
もっとも簡単な方法です。
「へにゃへにゃ〜」といいながら前屈をしてください。
これだけです。信じられないでしょうが、これでより深く前屈することができます。
さっそくお試しください。驚くことでしょう。
B おつまみ法
これも不思議な方法です。
前屈をするかっこうで立ちます。膝の少し上のあたりを親指と人差し指で強くつまみ、刺激します。
はい。前屈してみてください。これだけで、5センチ記録が伸びたという人もいました。
C 腕回し法
これもなにも準備はいりません。
前屈をするときの腕の動かし方だけがポイントです。
両腕をバタフライをやるように後ろにまわし、ぐるりと頭の上をまわしながら、水に飛びこむように腕を前へ出して前屈してください。肩甲骨をぐるりとまわすような感じです。
あら、びっくり。A、Bの方法より、さらに前屈の記録が伸びる人がいるかもしれません。
D DLスペシャル
ちょっとしたストレッチを行うことで、体が柔らかくなります。
さらに、前屈のコツも組み合わせて、記録を伸ばします。
a 足を肩幅に開きます。両腕を「前へならえ」の要領で前へ伸ばします。
b 手のひらを合わせます。
c 両手をあわせたまま、合わせた手を体の右の方へまわして、体をひねります。
d 右耳を床のほうに向けるように、上体をゆっくり右に倒し、左のあばらを伸ばすようにして、5秒保持。
e 体をbの状態にもどし、今度は左側へまわし、同じように左耳を床の方にむくように、上体を左へたおし、5秒。右のあばらを伸ばすようにします。
f これを交互に3回ほど行います。
これだけでも、効果がありますが、さらに前屈をするときに以下のコツを付け加えます。
○足の裏の親指側(内側)をほんのすこし上げるようにして、足の外側に重心を置きます。
○おなかに力を入れて、ひっこめるように加圧します。
さあ、これで4つの方法を伝授しました。あなたにはどの方法が効いたでしょう?