さらに10首を覚えましょう。2字決まりから覚えやすいものを紹介します。
<百人一首超記憶術 二字決まり編>
あし
<覚え方>足、ながなが
<解 説>足が長い
あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝む
みち
<覚え方> 道乱れ
<解 説> (猪木の詩)「道」が乱れている
みちのくのしのぶもぢずりたれゆえに 乱れそめにしわれならなくに
なつ
<覚え方> 夏の雲
<解 説> 夏の風景に雲
夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを 雲のいずこに月宿るらむ
しの
<覚え方> 忍ぶ者
<解 説> 忍者
忍ぶれど色に出でにけりわが恋は ものや思ふと人の問ふまで
かさ
<覚え方> 傘、白っ!
<解 説> きのこの傘が白い
かささぎの渡せる橋に置く霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける
これ
<覚え方> これや!この汁や!
<解 説> 神田川さんが、汁を絶賛
これやこの行くも帰るも別れては 知るも知らぬもあふ坂の関
たこ
<覚え方> たこふじ
<解 説> たこと富士山
田子の浦にうち出でて見れば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ
たま
<覚え方> たましのぶ
<解 説> タマを偲ぶ
玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば 忍ぶることの弱りもぞする
みよ
<覚え方> みよ!ふるさと
<解 説> 見よ!故郷
み吉野の山の秋風さよ更けて ふるさと寒く衣打つなり
もも
<覚え方> 桃、あまりある
<解 説> 桃が有り余っている
百敷や古き軒端のしのぶにも なほ余りある昔なりけり